2014年11月24日
関西大家の会の発足会から参加しており、
今は大体半年に一回位のペースで参加させていただいている大家の会の一つです。
毎回著名な方を呼んで頂いて有意義なセミナーをされているので
いつも参考にさせて頂いてます。
今回も久しぶりに参加させて頂きました。
今回のセミナーは古田さんというリノベーションを得意とされる方で
その手法についてお話していました。
リノベーションの手法も素晴らしいのですが、古田さん自身のセンスや投資に対しての考え方、
日々の取り組み方について経営者として学ばされる事も多くありました。
最近はどんどん物件価格相場も上がってきており、融資も2,3年前よりも
出やすくなってきている昨今なので築浅、好立地、満室物件はすぐに売れてしまいます。
不動産は株と違って投資機会は限られています。
買いたくてもそう簡単に物件が次から次へと見つかるものではありません。
投資したくてもできなければ損もしない代わりに儲かる事もありません。
投資の幅を広げる為には築古、悪立地、空室物件を如何に儲かる物件にできるかが
重要なのです。
しかし、そういう物件は手間や作業に関わる人や業者さんとの関わりが必要になってきます。
もはや不動産投資というよりは不動産事業というべきなのかも知れません。
何もしなくても賃料収入を得て楽な生活を送られるのが不動産投資と呼ぶのであれば
今はそんな物件はありません。
加工や作業、リニューアルなど今そこにない価値を生み出す必要がある代わりに
儲かる物件にする事ができるのです。
収入だけでなく、入居者の生活の満足度も非常に大切なだけにコストだけでなくセンスや
生活利便性のイメージができるかも重要です。
これが難しいバランスで経験とセンスが必要だと思います。
そのバランスをうまくとり、収益をあげながらも入居者が他の物件では味わえない生活を
提供する部屋を作り出せるのは本当に素晴らしいと感じました。
古田さんが細部に渡るこだわりが随所にあるのは古田さん自身が不動産を好きだから
できる事なんだと思います。
ノウハウだけでなく、もっと不動産を好きにならないといけないという事も改めて
教えて頂いた気もしました。
セミナー後は懇親会で非常に沢山の方々とお話しました。
嬉しい事に「これから大家の会」の事も知って頂いてる方もいらっしゃいました。
関西大家の会の主催のゴンさんとも色々とお話をしたり、二次会迄参加したりと
非常に楽しい時間でした。
ますます不動産投資は厳しい時代になってきそうですが、
これから大家の会としても、いち投資家としても微力ながら業界や地域に
貢献していきたいと改めて決意した次第です。