【Q＆A　Vol6】利回りを高めるには土地が安い郊外が本当にいいの？ | 不動産投資家コミュニティ＆スクール「これから大家の会」

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みなさんこんにちは、岡田のぶゆきです。臼田なつこです。
それではメルマガのQ&Aにお答えさせていただきます。

Q収益物件は、都心より郊外に建てたほうが土地代の分、
物件価格が安くなり利回りはいいと思うのですがいかがでしょうか？

えーそうですね、
土地代の分というか土地がどれだけかの前に、先にこう答えさせていただきました。

新築、中古にかかわらず郊外の方が、人口減少などの需要減少リスクを踏まえて
利回りが高い方が良いでしょう。

物件価格も安くなりますが、賃料も安くなってしまいます。

但し、単純な需要の違いもありますが、都心の方が賃貸の競合が激しい場合もあります。
一方で地方で競合となるのはのんびりとした地主の場合も多く、
競合しても勝てる可能性が高いという見方もできます。

利回りだけでなく周辺環境や物件をよく調査して購入を検討しましょう。
という風にお答えさせていただきました。

郊外に建てたほうが土地代の分物件価格が安くなるというのは
総額が安くはなると思うんですけれども、郊外の場合は容積率が都心部と比べると
少なくなるのでその分建物が小さくなってしまうと。

なので同じようなものを建てるつもりであれば、その分土地の大きさがいるということなので、
まあ結局は土地代もその分、坪単価が低くなっても広い分
お金がかかってしまうという可能性はあると。

ただ郊外のほうが、ファミリータイプの物件が多かったりするので
入居はより安定しやすいのかなという風に感じますね。

利回りがいいかどうかっていうのはやはりいくらで貸せるのかというところも大きいので、
そのシュミレーションが適切にできているものかどうかと、
結構郊外の物件を建築するときに建築価格だけで利回りを計算する業者さんとか
利回りがいいように見せる建築業者さんも結構いてるので
そういうところに惑わされることなく、ご自身でしっかりと判断できるようになってほしいなと
思います。どうですか？

（臼田）そうですね。
私は普段、賃貸管理なので建てた後の管理の部分だったりとか入居付の部分というのは、
すごく気になる部分ではあるので、やはり郊外というのが場所にもよるんですけ
どやっぱりどんどん人口が減少してきている地域があったりとか、
本当に需要がないんじゃないかというような場所であったりとかっていうのもあるので、
やっぱ賃貸収入の安定というのを考えると、都心部のほうが単身でもファミリーでも
あるのはあるのかなというのもあるんですけど、
まあ郊外で企業であったりとか学校であったりとかというのも
結構動きが激しかったりとかもするので、そのへんも見極めていい場所があるのであれば
郊外でも全然いいのではないかなと思います。

（岡田）そうですね、ぜひ参考にしてください。
今回は「都心より郊外に建てた方が、物件価格は安くなって利回りがいいのではないか」
という質問にお答えさせていただきました。ありがとうございました。