2016年1月09日
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こんにちは。
岡田のぶゆきです。
臼田なつこです。
それでは質問に移ります。
Q.今後空室対策の為、ペット可の賃貸で募集しようと考えております。
その場合の注意点などあれば教えてもらえますでしょうか。
ペット可になるのであれば退去時に原状回復費用が通常の賃貸に比べかかってくるので
契約時にペットに飼育による原状回復費は負担してもらうなど取り決めをしておいた方がいいでしょう。
もしくは予め、敷金や礼金などで預かっておいてもいいかもしれません。
また既存入居者とのトラブルを防ぐ為にも、入居時にはペット飼育に関する規約を作成し、きちんと守ってもらうようにしましょう
(岡田)他に何かありますか?
(臼田)空室対策ということなので既存の物件でもともとはペット不可の物件だっだと思うんですけど、
まずは既存の入居者へペット可にしても大丈夫かということは確認した方がいいと思います。
(岡田)確かに空室率が高かったらそこまで気にする人数も少ないでしょうけど、
ある程度の入居者がいる中で新たにペット可で募集したら、多少入居の成約率が上がっても
それ以上に退去率があがる可能性も十分ありますもんね。
(臼田)そうなってしまうと意味がないですからね。
どうしても鳴き声とか臭いというのは、動物嫌いな人からしたらものすごく気になったり、
最初からペット可の物件だったら入居していない可能性もあると思うので、
そこは慎重に進めていった方がいいと思いますね。
(岡田)そうですね。
建物の構造によっても、RCや壁が厚くで音が響きにくい様な環境でしたらペットの鳴き声もあまり気にならないでしょうけど、
木造や壁が薄い物件でペット可にすると既存の入居者に悪影響はあるかもしれないですね。
あとは原状回復費という所が普通の賃貸に比べてどれくらい割高になりそうですか?
(臼田)割高になるというよりは、ペットが壁紙をひっかいたりとか、かんだりとかというのが多いですけど、
それはペットではなく入居者自身が過失でひっかいたりとか、家具当ててへこんだとかというのと基本金額は変わらないですが、
ただペットがいると入居者負担になるリスクが高くなると。
ペットは自分で気を付けようとは思わないので。
特に壁紙だったらまだしも、柱や建具をかんだり、ひっかいたりすると交換費用がかなり高額になってくるので、
その辺はきちんと承知した上で、対策して飼わなかったら出るときに思った以上に費用がかかったりトラブルになりかねないんで。
(岡田)通常賃貸とは違うペット可の物件でより原状回復費用が付く分の保証会社とかで対応は変わらずやってくれるんですかね。
(臼田)保証会社は基本ペットがいるいないで保証してくれる内容が変わったりしないのですが、過失が大きくなってしまって、
例えば数十万とか100近くいくとかとなると保証会社も全額負担してくれるわけではないので、
上限があるのでその上限内でおさまる程度であれば別に入居時に特別に敷金預かるとか礼金追加してもらうとかなくても
最悪保証会社で保証してもらえるので大丈夫かなと思います。
(岡田)ペット可の物件はそういうことにより気を付けて原状回復費用の保証が厚い保証会社を使うなどそういった対策をする必要がありますね。
(臼田)そうですね。
その辺を参考にしてみて下さい。
ありがとうございます。
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