【Q＆A　Vol86】募集家賃はどのようにして決めるか教えて下さい！ | 不動産投資家コミュニティ＆スクール「これから大家の会」

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こんにちは。

岡田のぶゆきです。

福田まさえです。 

 

それでは質問に移ります。 

 

Q管理を任せている管理会社から募集家賃の引下げの提示を受けました。
今までは家賃を変更したことがなく、一般的にどのようにして募集家賃を決めているのでしょうか。
相続で引き継ぎまだ1年半です。
初歩的な内容ですが教えていただければと思い質問させて頂きました。 

 

それに対しての回答です。

家賃を設定する時に一般的に多く取り入れられている方法は
周辺の賃貸の成約事例や募集条件を比較し、
それを基にご自身の物件の特性なども踏まえた上で算出することが多いと思います。
家賃の引き下げの提示があるという事は空室が埋まりにくくなってきているという事だと思いますが、
なぜ決まらないのか一度管理会社へ確認した方がいいでしょう。
家賃を下げたら埋まるのか、それともリフォームしないと埋まらないのかなど
原因が分かれば空室対策もしやすいと思います。 

 

（岡田）どうですか。

 

（福田）管理会社がなぜ引き下げを提示しているのかきちんとその理由を確認しないと、
単に下げた所で決まるという訳ではないです。 

 

（岡田）一番いいのはこの物件周辺の賃貸の仲介業者さんに実際足を運んだりとか、
電話もしてどうやったら決まるのか、家賃の引き下げの幅も管理会社が1万円下げろと言っているのが、
5千円でも埋まるかもしれないですし、管理会社も営業能力が高い管理会社かという所もあるので、
もしかしたら決まっていない理由が、管理会社の態度が悪く決まっていないと言う可能性もゼロではないので、
これは相続で引き継いでまだ1年半というとこなので、管理会社からすると素人みたいなものと思われて、
言ったらいいなりになるだろうという感じて言ってるかもしれないです。

それを確認した上で管理会社さんが言うように家賃を下げるというのはありだとは思いますが、
あとは相続で引き継いで自分のものになって運営できているであれば、
家賃下げないと埋まらない、下げても埋まらないのであれば、売却も一つの選択肢かなと思います。

相続対策で不動産を活用してということは、相続して次の代に移ったら相続対策としては完了しているので、
あとはそれを不動産で運用しても、お金に変えて再投資するなり、違う投資をするなり、
その後はご自身の判断でしたらいいと思いますね。
地主系の方でしたら不動産を持っておかないと先祖に申し訳ないとかあるかもしれないですね。 

 

（福田）管理会社もずっと一緒なのかもしれないですよね。 

 

（岡田）下げる以外アイディアがないかもしれないですね。
リフォームするにしてもどういうリフォームをするのかという所は、リフォームしたら決まりますよと言われても
効率よく10万ですむリフォームが20万、30万という提案をしてくることもあるので、
やはり自分できちんと調べて相場感覚をまずは身に付けるとでどういう行動をしていくべきか
自分でも判断できると思うので、その辺りを色々調べてみて下さい。