2016年9月17日
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みなさんこんにちは。
岡田のぶゆきです。
臼田なつこです。
それでは質問に移ります。
Q.不動産投資を考えているのですが、賃貸として部屋を貸し出す場合、エアコンの故障、トイレの詰まりなど、
家主と入居者のどちらに修理をする義務があるのでしょうか?
基本的に契約書に設備として記載があるものは、賃貸だと家主に修繕・修理の義務が発生することになります。
また設備は約10年ほどで寿命を迎える物もありエアコンや給湯器などの交換も対応しなければなりません。
ただし、入居者の過失の場合や残置物扱いの場合は、入居者の方で修繕費用を負担してもらうことになります。
(岡田)けっこう微妙な所もありますよね。
(臼田)そうですね。エアコンの故障と一言で言っても、掃除をしていなくてほこりがつまった事が原因で
水漏れを起こしたりとか、故障して使えなくなったとかは入居者の日頃のお手入れ不足という所になってくるので
そこは入居者の方に請求しても問題ないです。
それこそトイレの詰りだと、トイレットペーパーを大量に流したりとか、ペット可の物件だと
ペットのトイレの始末とかで大量にトイレットペーパーを使ったりで一気に流してよく詰まる部屋とかあったりするんですが、
それは完全に入居者の負担ですね。
(岡田)善管注意義務違反というやつですね。
(臼田)そうですね。
(岡田)それを判断するのはどこになる?
向こうは払いたくないから、うちはちゃんと使っているよと、変な使い方をしていないよという
主張をして証明できるかどうかという所ですね。
(臼田)例えばトイレの詰りだと実際に改善するのに大量にトイレットペーパーが詰まっている状況が分かったりするので
それだったら100%というのが分かるんですけど、エアコンの場合は実際に見て何が原因か100%言い切れるか中々難しいので
ただ使いにくいや全然冷えないという問合せがあって業者は手配するんですが、万が一入居者さんのお手入れ不足だったり、
ほこりがすごい溜まっていて100%これが原因と分かるような内容であれば入居者さんに負担してもらうこともあるので
もしフィルターの清掃をしても改善しなかったらもう1回言って下さいと言ってみたりとか。
(岡田)この間あったエアコンが壊れてエアコンから水漏れしてそれがTVにかかって壊れた、カーテンにかかって汚れたとか
そういうのは?
(臼田)基本的には入居者さんが加入している家財保険を使ってもらう形ですね。
(岡田)なるほど。もし入ってなかったら?
(臼田)契約書に必ず家財保険加入して下さいというのを記載しているので、
もし更新してませんでしたというのであればそれは入居者さんの責任なので
こっちはちゃんと契約書に記載しているのでと。
(岡田)入居者が自分の保険を使って対応するという事は、エアコンから水が出て
TVが壊れてもそれはこちらサイドは知らないですよということですよね。
(臼田)そうですね。全部家主さん側で保証していたらきりがないので。
そういうこともあるので専有部に関しては家財保険加入し下さいねという風に言っているので。
参考にしてみて下さい。
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